「こどもみらい住宅支援事業」
2022年02月10日投稿
【 こどもみらい住宅支援事業が閣議決定されています。 】
◆ 事業の背景
成長と分配の好循環による「新しい資本主義」を起動させるため。昨年11月19日に
新たな経済対策が閣議決定され、子育て世帯・若者夫婦の省エネ住宅の習得の支援を行うことと
されました。
これを踏まえ、子育て世帯の住居費負担の支援強化や住宅分野の脱炭素化の強力な推進を
目的として、令和3年11月26日閣議決定された令和3年度補正予算案に
「こどもみらい住宅支援事業」が盛り込まれました。
◆ 補助対象
※1 子育て世帯とは、18歳未満の子を有する世帯。
※2 若者夫婦世帯とは、夫婦いずれかが39歳以下の世帯。
※3 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律
(平成12年法律第57号)
● 注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入
子育て世帯・若者夫婦世帯が取得する一定の性能を満たす住宅
(土砂災害特別警戒区域に立地する住宅を除く)
● リフォーム
世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム
◆ 補助対象期間
【注文住宅の新築】
工事請負契約・・・・令和3年11月26日から~ 令和4年10月31日までに締結
建築着工・・・・・・事業者登録を行った後、令和4年10月31日までに着工
【新築分譲住宅の購入】
建築着工・・・・・・事業者登録を行った後、令和4年10月31日までに着工
売買契約・・・・・・令和3年11月26日から~ 令和4年10月31日までに締結
【リフォーム】
工事請負契約・・・・令和3年11月26日から~ 令和4年10月31日までに締結
工事実施・・・・・・事業者登録を行った後に着工し、令和4年10月31日までに完成
◆ グリーン住宅ポイント制度からの変更点
● 事業者登録が必要です。申請者は建築事業者、販売事業者、施工業者等になります。
● ポイント制度が補助金に変更。
● 新築は子育て世帯、若者世帯という制限があり、リフォームは世帯制限はありません。
● 窓交換や設備交換等の補助額が一部単価アップしています。
● 防犯性の向上、防音の配慮という開口部の改修が追加され、サッシ交換が有利になりました。
● 家事負担軽減の設備で補助金が出ます。※グリーン住宅ポイント制度は追加工事へ交換でした。
● 空気清浄、換気機能付きエアコンにも補助金が出るようになりました。
◆ 対象住宅の性能と補助額
【新築の注文住宅と新築分譲住宅の購入】
● ① 開口部の断熱改修
② 外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
③ エコ住宅設備の設置
(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節水水栓)
に該当する住宅を対象とします。
● いずれも、住戸の延べ面積が50㎡以上(床面積は、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分
の水平投影面積(吹き抜け、バルコニー及びメーターボックスの部分を除く。)により算定。
なお、住戸内に階段が存在する場合、階段下のトイレ及び収納等の面積を含める。
以下同じ。)の住宅に限ります。
● 上の① ~ ③のいずれかに該当することについて、建築士による説明書や
登録住宅性能評価機関の第三者機関による証明書等が必要となります。
【リフォーム】
● 必須となる対象工事、該当するリフォーム工事等を対象とします。
● 1申請当りの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。
● 申請する際には、対象工事に関する証明書等が必要になります。
● 1戸当たりの補助額上限が設定されています。
※ ご相談等ありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
ライファ玉名 0968ー73ー4126 (内田)