いよいよ、六月になりましたね。

６月５日（金）は、二十四節季の「芒種」（ぼうしゅ）です。

一年を太陽の動きに合わせて二十四の気に分けた暦（こよみ）です。

日本においては今でも、立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として

用いられています。

二十四節季で夏を表す言葉は、夏の始まりの「立夏」、収穫期の早い作物が育ってくる

「小満」（しょうまん）、種まきの時期の「芒種」、「夏至」「小暑」「大暑」と言うそうです。

さて「芒種」とは、「芒」（のぎ）を持つ植物の種を蒔く時期をいいます。

「芒」とは、お米や麦などイネ科の植物の穂の先にトゲのような突起物の事です。

田植えは、この頃から始まり、天候も梅雨めいて来ます。

雨が、田畑をうるおして、苗がすくすくと育ちます。

それから夏の日照りの暑さをもらい、中干しし、（落し水など）しっかりとした根を地につけて

稲の生育にあわせて細かく水田の管理をしていきます。

病害虫の防除や、田んぼの肥料を吸って稲に害を及ぼす雑草などの除草をしなくてはなりません。

品種によって違いますが、約１３０日～１４０日ぐらい農家さんは

大変な思いをして、管理していきます。

こうして、雨風を耐えしのぎ、秋には、私たちの主食となる、おいしいお米がやっと育つのです。

季節の移ろいによって、人は行動し、作物を育てています。

自然の恵みに感謝しなければなりませんね。。。。＠（＊^0^＊)

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